ジギタリス2016.5.14撮影

オオバコ科(そんなの有ったのぉ?)だそうです。今まで、気に留めたことがありませんでした。
別名を、狐の手袋(フォックスグローブ)と・・・うん、うん・・・
5月14日撮影
5月5日撮影
うちわみたいな葉が広がる株の中心から、
花茎が伸び、釣鐘状の花をワサワサと咲かせます。

幼い頃、花のひとつをもぎ取ろうとして、ミツバチに指を刺されたことが有りました。

娘には、そんな間抜けな思い出を話して聞かせます。
呉々も、花を摘むときは注意するようにと。

我が家の庭には、なかなか定植しませんでした。
見事に咲いたこの株は、唯一残った3年物であります。

実は、葉にはジギトキシンという強心配糖体を含んでおり、全草が毒草扱いになっております。
ジギタリス剤と言えば、強心利尿作用とい、心臓の収縮力を増す働きをします。
古くは民間薬として利用されたようでうが、その力価が測りにくく、容易に中毒にかかります。
勿論、西洋医学のジギタリス剤も容易に中毒を引き起こします。。
芽吹きの頃の葉は、コンフリーという野草(なのかな?)に似ており、
間違っててんぷらにして食べてしまうとか‥有名な話です。
野草・毒草に詳しい方は、心臓薬ではなく心臓毒と呼んでいます。
そんなジギタリス・・・やはり近寄り難いイメージがぬぐえません。

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